Jetson NanoでWi-Fi使うならこの2機種で決まり!(タイプ別)
最近、Jetson Nanoで遊んでいます。NVIDIAによる強力なGPUのおかげで、ウェブブラウズはもちろん、YouTubeを見る程度なら超がつくほど快適に行えるので、日常の趣味用コンピューターはもうこれでいいのかな、なんて気もしてきます。マイニングもいけそう。
そんなJetson Nanoですが、ネットワーク接続の機能的な欠点を抱えています。それは、Wi-Fiをはじめとする無線機能がないこと。
ド安定運用を望むユーザーにとっては、有線LANがあれば十分(むしろ余計な機能が付いていなくてウェルカム)な感じなんでしょうが。自分は整理整頓ができない人間なので、すぐに部屋中がケーブルで絡まってしまいます。1本でもケーブルを減らしたいので、Wi-Fi運用ができないかと思案していました。
Contents
ドライバ不要で使えるもの
結局のところ、手元にあったものはブッ挿しただけで使えてしまったので、特に設定という設定はございません。今後Jetson NanoをWi-Fiで使いたいナー。でも設定とかやだナーという人に向けての情報として残しておきたいと思います。
そして、いずれ2台目、3台目を買うであろう自分のためにも。
USB接続タイプなら「WN-AC433UA」
まずは、アイ・オー・データ機器の「WN-AC433UA」。わりと新しめのアンテナ付き製品です。もともとethOSで使うために購入したものなので、Linuxはドライバレスで利用できるディストリビューションが多め。きっとJetson Nanoでも大丈夫だろうとブッ挿したら、案の定使えました。わりと安定しています。
2.4GHzと5GHz帯に対応していて、11ac/n/a/g/bと規格の幅も広め。理論値の速度上限は433Mbpsとなっています。
PCI-e接続なら「8265NGW」
USBじゃヤダ! 内蔵させてスッキリしたい! というのであれば、現状はインテル「8265NGW」一択です。安心のインテル製。標準のドライバで対応できるOSが多く、LenovoやHPなどの純正品として採用されています。昔は高かったけど、多くの製品で採用されているせいか価格もこなれてきて、2000円程度で購入できるなんて、とってもありがたいです!
こちらも、11ac/n/a/g/bに対応。理論値の上限は867Mbpsと、さすがPCI接続の速さと貫禄を感じられます。ただし、別途アンテナが必要になるのでお忘れなきよう。
こちらも、11ac/n/a/g/bに対応。理論値の上限は867Mbpsと、さすがPCI接続の速さと貫禄を感じられます。ただし、別途アンテナが必要になるのでお忘れなきよう。
現在は、この2機種でほぼ決まりなのではないでしょうか。自分は現在は8265NGWで落ち着きました。
こんな感じで、アンテナがびろーんとなってしまうのがちょっとアレではありますが……。後日なにかしら対策を講じたいと思っています。
これからJetson Nanoをはじめる方の参考になれば幸いです!
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント