マイクラで使うコマンドのルールを覚えよう
コマンドは、一見すると難しい英語や記号が並んでいるかのよう。コマンドはたくさんあるし、これを1 つずつ覚えて理解しようとすると、とても時間がかかってしまう。実際には使いながら覚えていくとして、ここでは最初にこれだけ知っておけばいいというルールを集めてみた。
Contents
ブロックとエンティティの違いを覚えよう
ブロックは知っているけれど、エンティティって何? という人も多いのではないだろうか。エンティティとは、マイクラの世界の中で動くことのできるものだと覚えておこう。たとえば、プレイヤーや動物、モンスターを倒したときに落ちているアイテムや経験値オーブ、ボートや「トロッコ」といったもの。これらをひっくるめて、エンティティと呼んでいる。また、「防具立て」や「額縁」はエンティティ扱いとなるなど、一部の例外もある。コマンドを使うようになると、ブロックを設置するときに間違ってエンティティを指定してしまい、うまく動かないといったことがある。ブロックとエンティティの違いを把握しておくと、コマンドの上達がスムーズになる。よく使うものを下にまとめておいたので覚えておこう。
ブロックとして扱われるもの
立方体のブロック | フェンスやゲート |
階段状のブロック | ドア |
ハーフブロック | チェスト |
エンティティとして扱われるもの
プレイヤー | アイテムやオーブなど落下物 |
動物やモンスター | 落下中の砂や発火したTNT |
ボートやトロッコ | 防具立てや額縁 |
Mobって何だ?
ゲーム内でプレイヤーが操作しなくても自律して動くことのできるキャラクターのこと。マイクラでは動物とモンスター、そして、村人のことをひとまとめにしてMob、またはMob キャラと呼んでいる。
コマンドとオプションと引数
コマンドは、1 つの単語だけ入力すれば実行できるものと、単語に続けて、さらに単語や記号を入力しなければ動かないものがある。最初に書くものをコマンドと呼び、それ以降の単語や数字、記号をオプションと呼ぶ。引数はオプションとおなじ意味と考えていい。オプションでは、コマンドの動作を詳しく指定できる。たとえば、対象をどのエンティティにするとか、設置するブロックを指定するとか。こうした指定をオプションで行う。
コマンドの例
ターゲットセレクターについて知ろう
コマンドを使っていると、「@e」「@p」などの「@」ボタンが付いた文字列を見かける。これは、ターゲットセレクターという。ターゲットセレクターは、プレイヤーやエンティティなどをひとまとめにして扱ったり、名前の分からないプレイヤーをコマンド操作の対象とする際に利用する。ターゲットセレクターを知っていれば、プレイヤーに使うべきコマンドを動物に使うなどの応用ができるようになる。Nintendo Switch やJava Edition ではターゲットセレクターは5種類しかないので、すべて覚えておこう。
表記 | 内容 |
@s | コマンドを実行したエンティティ(プレイヤー含む) |
@p | もっとも近くにいるプレイヤー |
@e | すべてのエンティティ(プレイヤー含む) |
@a | すべてのプレイヤー |
@r | ランダムなエンティティ |
アマウント値とデータ値
コマンドでブロックやアイテムを指定するとき、アイテム名を示すID 以外に数値を指定することがある。この数値にはアマウント値とデータ値の2 種類がある。アマウント値は個数のこと。データ値はおなじID の異なる種類のブロックやアイテムを指定するための値のこと。たとえば、「樫の木材」も「トウヒの木材」も「planks」というID を使う。「樫の木材」は「planks 0」、トウヒの木材は「planks 1」と、ブロックID のあとに付けるデータ値を変えて指定する。コマンドによってはアマウント値をデータ値よりも先に指定しなくてはならないものもある。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント