【Mac】FaceTimeやiMassageのアクティベーションエラーを解決する【キーチェーン初期化】

ここ2年ほど、MacでiMessageやFaceTimeにサインインしようとすると「アクティベーションエラー」が発生し、使えていません。iPhoneやiPadでは問題なく使えているのに。都度思い出したようにサポートに電話していましたが、まったく解決の兆しが見えずあきらめていました。結果的には、キーチェーンを削除することで、両方とも動くようになりました。せっかくなので、解決に至るまでの手順をまとめてみます。

症状と原因についての考察

うちのMacで使えなくなってる機能を確認しておきます。まずは、症状について以下の症状がありました。私の記憶が確かなら、Mac OS Sierraの頃に症状が現れ始め、High Sierra、Mojaveになるまでずっと解決できずにいました。

  • MacからiMessageにサインインしようとすると「アクティベーションエラー」と表示されてサインインできない
  • FaceTimeも同様にサインインできない
  • Handoff(iPhoneのSafariでウェブページを開くとDockに表示、インスタントホットスポットの利用など)ができない
  • iPhoneとiPadでは使えるため、Mac固有の問題

と、このような感じです。何度か再インストールしたり、TimeMachineからロールバックしたりを繰り返していますが、まったく改善されない。Appleのサポートサイトや、Yahoo知恵袋にも同様に悩んでいる方がいるようで、FAQが書かれているものの「Handoffをオフ→オンしてみてよ」「一度サインアウトして再度サインインすれば」といった的外れなものばかりで役に立たない(そんなの、とっくにやっています)。

そのほかの解決策としては、アップルのサポートサイトに電話する。単純なようでじつは有効な手段だったりします。じつは、Apple IDにロックがかかっていて、特定のサービスが利用できないというケースがあるようなのです。この場合はアップル側でロックを解除してもらうしかないとのこと。私も、この線を疑ってサポートに電話をかけましたが、ロックはかかっていませんでした。つまり、Apple IDにも問題はない。

そんな感じで解決の兆しが見えないまま途方にくれておりました。ところが先日、CoreAudioの不調で思い切ってOSごと再インストールしたところ、一瞬だけ使えたことに気付いたのです。これって、もしかして、iCloudの同期が完了した時点で起こる不具合ではないのだろうか、と。

キーチェーンがおかしい?

Mojaveは再インストール直後、初期設定の画面が開き、Apple IDのサインインを求められます。一般的な頭の持ち主なら、ここでApple ID  を入力してサインインしますよね。

その後、デスクトップ画面が開くのですが、そのときはiMessageやFaceTimeはもちろん、Handoffも使えています。

ところが、iCloudの同期が完了すると使えなくなってしまう。つまり、iCloudに何らかの問題があると。iCloud関連でシステムに影響を与えそうなのがキーチェーン。ここには、ウェブページのパスワードだけでなく、秘密鍵や証明書といったデータが保存されています。ここが壊れている可能性があるのではないか、という仮説を立てて、キーチェーンを初期化してみることにしました。

iCloudキーチェーンをオフにする

Macには、2つのキーチェーンがあります。1つは、Mac内のSSDに保存される、ローカルのキーチェーン。もう1つは、クラウド上に保存されるiCloudキーチェーンです。iCloudキーチェーンは、iPhoneやiPadといった機器でパスワードを使い回せるとても便利な機能なのですが、Macでこれをオンにすると、いくらキーチェーンをリセットしても、過去のキーチェーンで上書きされてしまって問題が再発します。それを防ぐためにも、まずはiCloudキーチェーンをオフにしておきます。

アップルメニューを開き「システム環境設定」をクリックします。
システム環境設定の画面が開いたら「iCloud」をクリックします。
「キーチェーン」のチェックを外します。

ここでキーチェーンのチェックを外したあとに表示される画面で、Macからキーチェーンを削除しておきます。これで問題の根源は取り除くことができたように思えますが、まだ終わりではありません。

キーチェーンをリセットする

続けて、ローカルに保存されているキーチェーンを削除します。ここに問題が潜んでいるかもしれませんからね。キーチェーンをリセットするには、「キーチェーンアクセス」という標準のユーティリティを用います。

Spotlight(画面右上の虫眼鏡)を開き、「キーチェーン」と入力します。一覧に「キーチェーンアクセス.app」が表示されるので、これをクリックして開きます。
キーチェーンアクセスが開いたら、メニューバーの「キーチェーンアクセス」→「環境設定」とクリックします。
環境設定画面が表示されたら「自分のデフォルトキーチェーンをリセット」をクリックします。

以上で、キーチェーンをリセットすることができました。ですが、まだ終わりではありません。もうちょっとだけ、続きます。

キーチェーン関連のファイルを削除する

「もうちょっとだけ〜」からが長かったマンガもあったような気がしますが、ほんとうにもう少しです。最後の仕上げとして、キーチェーン関連のファイルをMacから削除しておきます。キーチェーンは、ホームフォルダの「ライブラリ」→「Keychains」という場所に保存されています。ですが、ホームの「ライブラリ」は隠しフォルダになっていて、アクセスするのが面倒です。「移動」メニューで「option」キーを押して表示させるのもいいですが、とりあえず「フォルダへ移動」メニューから開いてみましょう。

Finderのメニューバーから「移動」→「フォルダへ移動」をクリックします。
「フォルダの場所を入力」欄に、「~/ライブラリ/Keychains/」と入力して「移動」をクリックします。
表示されたファイルをすべて選択し、右クリックして「ゴミ箱に入れる」を選択します。

以上で完了です。マジでおつかれさまでした。あとは、再起動して、試してみてください。

アップルメニューから「再起動」しましょう。
再起動後は、iMessageとFaceTimeのサインインはもちろん、Handoffやらインスタントホットスポットなどの動かなかった機能も回復しました。

これまで何年もたどり着けなかった答えにたどり着いて、うれしい限りです。なんとなく気持ちが悪くてMacの使用頻度が低かったのですが、これからはガンガン使い倒したいと思います。

また、同様な症状に悩まれているかたの参考になれば幸いです。

この投稿へのコメント

  1. まーしー said on 2020年11月14日 at 3:36 PM

    メチャクチャ役立ちました!!!!

    この方法で、うちのMACも
    復活しました。
    ありがとうございましたーーー

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