ethOSでWi-Fi(無線LAN)を使うために設定した全記録
LANケーブルから解放されたい!!
バッファローのWLI-UC-GNMです。1000円くらいで買えるので、財布にも優しいですね。最新だと型番が「WLI-UC-GNM2S」となっていますが、おそらく中身は同じもの。(上記の画像をクリックするとアマゾンに飛びます。そこから購入いただけると励みになります! アフィリエイトリンクです)
$ lsusb Bus 002 Device 001: ID 1d6b:0003 Linux Foundation 3.0 root hub Bus 001 Device 004: ID 058f:6387 Alcor Micro Corp. Flash Drive Bus 001 Device 002: ID 0411:01a2 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM Wireless LAN Adapter [Ralink RT8070] Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
$ ip a
3: wlan0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc mq state UP group default qlen 1000
$ sudo apt-get-ubuntu update $ sudo apt-get-ubuntu install wpasupplicant
ethOS 1.3.1以上ならとくにエラーもでずにインストールできるはず。完了したら、下記コマンドを入力して、設定ファイルのひな形を作っておきます。
$ wpa_passphrase <SSID名> <パスワード>
すると、以下のような結果が出力されます。
network={ ssid="<SSID名>" #psk="<パスワード>" ←これは不要なので、あとで設定を貼るときに削除 psk=5180f52b3d8b8e353847748074d6505b4e5c3940a9993a56f1ea3b8f5fba1e48 } ←パスフレーズが自動生成される
これが設定のひな形になります。コピーしておきましょう。#pskと書かれた行は、パスワードが丸見えになってしまうので、設定時に削除してしまってかまいません。
では、ようやくwpa_supplicantの設定いきます。おなじみのエディタ「nano」を使います。
$ sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
nanoが開いたら、下記のように設定ファイルを作っていきます。
ctrl_interface=/var/run/wpa_supplicant ←追加 ctrl_interface_group=0 ←追加 network={ ←ここから先ほどのひな形を貼り付ける ssid="<SSID名>" psk=5180f52b3d8b8e353847748074d6505b4e5c3940a9993a56f1ea3b8f5fba1e48 key_mgmt=WPA-PSK ←追加 proto=RSN ←追加 pairwise=CCMP ←追加 group=CCMP ←追加 }
編集が終わったら「Ctrl」+「X」→「Y」キーで上書き保存して、設定がきちんと出来ているかを確認します。そしたら、設定ファイルが正しいかを、実際に動かして確認してみましょう。下記のコマンドを入力します。
$ sudo wpa_supplicant -iwlan0 -c/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
すると、下記のように表示されるはず。
Successfully initialized wpa_supplicant wlan0: CTRL-EVENT-SCAN-STARTED wlan0: SME: Trying to authenticate with xx:xx:xx:xx:xx:xx (SSID='xxxxxxxx' freq=2447 MHz) wlan0: Trying to associate withxx:xx:xx:xx:xx:xx (SSID='xxxxxxxxxx' freq=2447 MHz) wlan0: Associated withxx:xx:xx:xx:xx:xx wlan0: WPA: Key negotiation completed withxx:xx:xx:xx:xx:xx [PTK=CCMP GTK=CCMP] wlan0: CTRL-EVENT-CONNECTED - Connection toxx:xx:xx:xx:xx:xx completed [id=0 id_str=]
USBに突っ込んだWi-FiアダプターのLEDがチカチカしているのではないでしょうか。このままでは、DHCPにつながっていないので、IPアドレスなどは割り振られていません。つまり、まだマイニングなどはできない状態。それでは、先に進みます。
と、その前に。以後の操作をして再起動をすると、有線LANがオフになり、Wi-Fiのみの通信となります。最悪通信ができず何もできない状態になるので注意してください。キーボードやモニターをつないでいるときは設定を見直すなどの操作ができますが、SSHやTeamViewerなどのリモート操作のみのときは、接続できなくなってしまうかもしれないので、それに留意して作業してください。
ちなみに、自分は2~3回、設定ミスでethOSの再インストールからやり直しました!
では、気を取り直して。メインで利用するネットワークを、有線からWi-Fiに切り替えるための設定を行います。下記のコマンドを入力します。
$ sudo nano /etc/network/interfaces
nanoが開いたら、下記のように書き換えます。
auto lo iface lo inet loopback ############以下のように書き換える############ auto wlan0 allow-hotplug wlan0 iface wlan0 inet dhcp wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf iface default inet dhcp
$ r
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