ethOSでサクッとNiceHash Poolに接続する(アカウント登録不要)

ethosはデフォルトでイーサリアム(ETH)のマイニングプールに接続します。しかし、GeForceを使っているときは効率が悪いので、多くの方はequihashなどのアルゴリズムを使う通貨に変更してマイニングされているのではないでしょうか?

かくいう自分もそうでした。ところが、equihashを使うジーキャッシュ(ZEC)は匿名通貨。このところ世界的に匿名通貨への風当たりが強く、できれば他の通貨に切り替えたい。なんて思っていた次第です。また、国内の取引所で換金しにくいので、いっそのことWindowsに戻してNiceHashを使おうか、なんて考えたりもしてましたが、ethosのメンテナンスの簡単さを体験してしまうと、マイニングのためだけにWindowsを走らせておくのはなんだかムダな気がしてなりません。

そんなわけで、ethosをNiceHashにつないでみることにしました。
NiceHashって何? という方は、下記をご覧ください。もともとNiceHashは自動でアルゴリズムを選択してくれるのですが、今回の方法ではequihashにアルゴリズムを固定します。

全自動のマイニングソフト「NiceHash」とは?

ethOSの設定を変更する

とりいそぎ、ethosにログインして、設定ファイルを開きます。

# nano ./local.conf

それで、出てきたファイルを下記のように編集します。

maxgputemp 85
globalminer ewbf-zcash
stratumproxy enabled
proxywallet <自分のビットコインのアドレス>
proxypool1 equihash.jp.nicehash.com:3357
poolpass1 z
flags --cl-global-work 8192 --farm-recheck 200

編集が終わったら、「Ctrl」+Xキーを押して保存。「Y」→「Enter」キーで上書き保存します。

下記コマンドで設定を反映し、マイナーを再起動しましょう。

# sudo putconf && minestop

以上で終了。きちんと動いているかを確認してみます。

# show miner

問題なければ、下記のように表示されるはずです。確認したら「Ctrl」+「C」キーで表示をストップします(バックグラウンドではマイニングし続けています)。

次に、NiceHashのサイトを開いて、ちゃんと掘れているかも確認しておきます。5分ほど待って、ウェブブラウザーを開き、下記のアドレスを入力します。

https://www.nicehash.com/miner/<自分のビットコインアドレス>

と、こんな感じで表示されるはずです。

払い出しは1週間後ですね。このところの仮想通貨の暴落で、あまりおいしくない金額です(苦笑)。ひとまず、このまま正しく払い出されるかを待ってみることにします。

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  1. […] 一般的には「EWBF’s Zcash miner」が効率がいいとされていますが、ethOSのドキュメントを眺めていると「dstm’s Zcash / Equihash Nvidia miner」を用いた方がいいとのこと。前回に記事では「EWBF’s Zcash miner」を使ってそれなりに満足してたので、「ホントかよ」と疑問に思いつつも、せっかくなのでつなぎ替えてみました。 […]

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