【Minecraft】レッドストーンの基本を知ろう【Switch版対応】
Contents
レッドストーンとは
「レッドストーン」とは、Minecraftの世界にある特殊な砂だ。このレッドストーンを地面に並べると線のように繋がっていく。遠くのブロックに動力を伝える役割を持っている。立方体ではなく導線のような形状をしているなど、他のブロックとは見るからに異なる性質を持っているぞ。
導線のように繋がる特殊なブロック
これがレッドストーンだ。アイテムスロットに入っているときは三角おにぎりのような形にみえるけど、地面に置くと砂のようになる。並べて置くと砂が繋がっていて導線になる。
レッドストーンを繋げてみよう
レッドストーンは、地面に並べることで線のようにつながっていく。この両端に、レッドストーンに反応するブロックをつけることで、電子回路のような仕組みを作ることができる。たとえば下図のように、レッドストーンで描いた線の両端に「レバー」と「レッドストーンランプ」を取りつけてみよう。この状態でレバーを倒すと、レッドストーンを通じて信号が伝わりランプがオンになる。
レッドストーンを手に入れる
レッドストーンは、クリエイティブモードならインベントリから何個でも使えるが、サバイバルモードなら、自分で探して入手しなければならない。レッドストーンは、レッドストーン鉱石を壊すことで手に入る。レッドストーン鉱石は地下で見つかる。
クリエイティブモードではアイテムから
サバイバルモードは鉱山で
レッドストーンと一緒に使う「入力装置」と「出力装置」とは
レッドストーンは単品で使うのではなく、レッドストーンに反応するブロックを取りつけて使う。レッドストーンに反応するブロックとは、信号を流すスイッチの役割を持った「入力装置」のブロックと信号を受けて動作する「出力装置」のブロックの2種類のブロックだ。「入力装置」と「出力装置」をレッドストーンで繋いでみよう。
入力装置と出力装置をレッドストーンで繋ぐ
入力装置と出力装置を隣同士に置けばレッドストーンは必要ない
レッドストーンは離れた場所にある入力装置と出力装置を繋げる役割を持つが、回路に必ず必要なものではない。入力装置と出力装置が隣同士にあれば、レッドストーンを仲介せずに直接信号を送ることができる。下図のように、感圧板(入力装置)とレッドストーンランプ(出力装置)を並べて置いてみよう。感圧板の上に乗ると、直接信号がレッドストーンランプに伝わり、光る。
自動ドアを作った例
感圧板(入力装置)とドア(出力装置)を並べると、自動ドアができる。出力装置と入力装置を並べて、いろいろ試してみよう。
「入力装置」と「出力装置」の種類
レッドストーン回路で使う「入力装置」と「出力装置」のブロックには、さまざまな種類がある。仕掛けをつくるときにかかせないブロックなのでぜひ覚えておこう。
入力装置の種類
入力装置は、信号を送って動かすためのブロック。レバー以外にも、ボタンや感圧板などの種類がある。
入力装置名 | 説明 |
レバー | 信号のオン・オフを切り替えられる |
木の重量感知板
石の感圧板 |
上に乗ると信号を送る。 |
重量感知板(重・軽) | 金や鉄の延べ棒で作ることができる重量感知板。金の延べ棒でクラフトすると少量のアイテムを検知できる重量感知板(軽)、鉄の延べ棒では64個以上のアイテムを検知する重量感知板(重)になる |
ボタン | 押すと約1秒間信号を送る。木製のボタンと石のボタンがある |
日照センサー | 明るさに応じて信号を送る |
トリップワイヤーフック | 2つセットで使う。糸を張ると、通過したときに信号を送る罠を仕掛けられる |
トラップチェスト | 開いたときに信号を送る |
レッドストーンのブロック | つねに信号を送り続ける |
レッドストーンのたいまつ | つねに信号を送り続ける |
感知レール | トロッコが通過したことを検知し、レッドストーン信
号を送る |
観察者 | 前にブロックが存在するときにレッドストーン信号を送る |
書見台 | 書見台に置かれた本のページがめくられたときにレッドストーン信号を送る |
出力装置とは
出力装置は、動くことのできるブロック。ドアなどのように見た目で動いたことがわかるものもあるし、発射装置など中に収納したアイテムを発射するものもある。
出力装置名 | 説明 |
発射装置 | 中に入れた道具を射出することができる |
ドロッパー | 中に入れた道具を隣に落とすことができる |
音ブロック | 音を鳴らすことができる |
ピストン | ブロックを押し出すことができる |
吸着ピストン | ブロックを押し出したり、ひっこめたりできる |
TNT火薬 | 半径4ブロックを破壊する |
レッドストーンランプ | 光らせることができる |
各種トラップドア | 縦方向に開くドア。木製のトラップドアと鉄のトラップドアがある。 |
各種ドア | 開閉することができる扉。木製のドアと鉄のドアがある |
各種木の柵のゲート | 開閉することができる柵 |
ホッパー | 上に乗ったアイテムを、下のブロック(チェストなど中
にアイテムを入れることができるものに限る)へ送ることができる |
加速レール | レッドストーン信号を受けると、通過するトロッコを加
速させる |
入力装置の信号は隣接する6面の方向に伝わる
入力装置は隣接したブロックすべてに信号を伝えることができる。隣だけでなく上や下に置いたブロックにも伝わることを覚えておこう。
入力装置から信号が伝わる範囲
これは入力装置の信号を伝える範囲を図で表したものだ。中央の赤いブロックが入力装置で、まわりの薄ピンクの透明なブロックが信号の届く範囲になる。入力装置は、上下左右の隣接したブロックに伝えられる(例外もあり)。このように、ひとつの入力装置でも、同時にたくさんの方向に信号を伝えることができる。
簡単な装置を作ってみよう
ひとつの入力装置から同時に各方向へ信号を伝えることができる性質を使えば、簡単なトラップを作ることができる。
ドアと石の感圧板を並べる
中に入るとドアが閉まる
3種類のスイッチを覚えよう
入力装置にはたくさんの種類があるが、その中に信号のオンとオフを切り替えられる「スイッチ」と呼ばれるブロックがある。スイッチにはたくさんの種類があるけれど、大きくは次の3種類にわかれる。
スイッチの種類① 一定時間オンになるタイプの入力装置
ひとつめは、アクションを起こした後一定時間の間オンにするスイッチ。ボタンは、押すと1秒間だけオンになる。
スイッチの種類② オンとオフを切り替えられるタイプの入力装置
ふたつめは、アクションを起こしたあと、オフにするまでずっとオンになっているスイッチ。レバーはオンにすると、ずっとオンのまま信号を流し続ける。
スイッチの種類③ 条件によってオンとオフが切り替わるタイプの入力装置
3つめは、条件に応じてオンとオフが切り替わるスイッチだ。使い分けることで、さまざまな用途に対応できるようになる。
条件によってオンとオフが切り替わるスイッチとは
条件によってオンとオフが切り替わるスイッチとは、プレイヤーの動作や、周囲の状況によって動き方が変わるスイッチのこと。たとえば日照センサーは、昼と夜でオンとオフがきりかわるスイッチだ。
日照センサーのしくみ
右クリックで性質を変える
ピストンの特性
よく使う出力装置に「ピストン」がある。ピストンには信号のオンとオフで形が変わる特性がある。
伸びたり縮んだりする
前のブロックを押し出すことができる
吸着ピストンの特性
くっついたブロックが戻ってくる
ピストンによく似た「吸着ピストン」というアイテムがある。吸着ピストンは、ブロックとくっつくことができ、押し出したあと縮むときに、くっついたブロックが戻もどってくる。「ピストンの特性」で作った装置のピストンを吸着ピストンに変えると、押し出した砂利が吸着ピストンにくっついて戻ってくる。
レッドストーンを敷いてみよう
レッドストーンの設置方法をマスターしよう。レッドストーンを手に持った状態で地面を右クリックすれば、レッドストーンを置くことができる。隣のブロックにレッドストーンを置けば、2点間がつながる。
地面を右クリック
設置できた
つなげて設置する
レッドストーンに信号が流れると赤く光って煙が出る
レッドストーンに信号を流してみよう。レッドストーンに信号が流れているとき、レッドストーンは赤く光り、煙が出る。
配置したレッドストーンを取り除く
レッドストーンを間違った位置に置いてしまったときは、取り除きたいところにカーソルを合わせてクリック。ブロックはそのまま残り、上に敷かれたレッドストーンだけが取り除かれる。
消したい場所を選択する
レッドストーンを壊す
信号は2つの方向へ同時に伝えることもできる
レッドストーンは、ひとつの入力装置から複数の方向に分岐させることができる。それぞれにランプを付けて、複数を同時に光らせることもできるぞ。
レッドストーンを分岐させる
図のようにレッドストーンをT字の形に敷いてみよう。レバーから流れた信号は、両方向に流れてレッドストーンランプを光らせる。
レッドストーン反復装置で信号が届く距離を延長する
レバーやボタンなどが発信した信号は、レッドストーンを通って遠いところにある出力装置まで届く。信号の届く距離は入力装置の種類によって違う。たとえばレバーなら15ブロックまでしか力が届かない。もっと遠方まで信号を届けたい場合は「レッドストーン反復装置」というアイテムを挟むことで延長できる。
レバーの信号は15ブロックまで届く
レッドストーン反復装置を挟んで延長する
レッドストーン反復装置が信号を強くしている
レッドストーン反復装置の方向
レッドストーン反復装置を設置してみてもうまくいかない時は、取り付ける方向が間違っていないか確認しよう。反復装置には方向があって、1方向にしか信号が流れないようになっている。下の例のように、信号が流れる方向に合わせて反復装置を設置しよう。
悪い例
方向が違うと信号が遮られてしまう。
良い例
正しい方向にすると信号が流れる。
レッドストーンは壁には設置できない
壁には設置することができない
レッドストーンを階段に設置する
階段上に置いたブロックにはレッドストーンが設置できるので、レッドストーンを上の段に誘導したいときは、階段状にブロックを設置しよう。2ブロック以上の段差は越えることができない。
階段状にブロックを配置
1段ずつレッドストーンを置く
真上につなげる
信号は取り付けたブロックにも同じ能力を持たせることができる
レバーやボタンなどすべての入力装置には、「それぞれのブロックが信号を発信するだけではなく、取り付けたブロックにも信号を発信する能力を持たせることができるようになる」という特性がある。これが理解できると、下方向への信号の伝え方がわかる。
レバーを取り付けたブロックが信号が発信できるようになった
感圧板の下のブロックからレッドストーン信号を送ることで地下に信号を流す
この特性を使えば、入力装置となるレバーや感圧板の真下にレッドストーンの信号を伝えることができる。下の図のように感圧板を木材ブロックに置いてみよう。木材ブロックからも信号を発することができる状態になり、その下のレッドストーンに信号が伝わる。
クロック回路とは
クロック回路とは、一定の間隔でオンの信号を発信する回路のこと。電子回路などでも使われていて、パソコンの速度を表す「クロック周波数」などの言葉の元にもなっているんだ。レッドストーンでは、信号のオンとオフを繰り返す回路のことを指す。次のようにして、ランプを点滅させるクロック回路を作ってみよう。
コンパレーターを「減算」モードにする
レッドストーンを繋ぐ
反復装置を設置する
ランプを点滅させる
コンパレーターの「比較モード」と「減算モード」とは
クロック回路で使うレッドストーンコンパレーターは、足し算や引き算ができる特殊な機能がついている。だが、使いこなすにはちょっと難しい。
レッドストーンコンパレーターの2つのモード
コンパレーターには、2つのモードがそなわっている。ひとつは後ろにあるブロックの信号が、横にあるブロックの信号より強いときにオンになる「比較モード」。もうひとつは、後ろからの信号の強さを、横からの信号の強さで差し引く「減算モード」。
レッドストーンコンパレーターの「比較モード」とは
レッドストーンコンパレーターは、設置してすぐの状態だと比較モードとして機能する。比較モードのときは、コンパレーターのうしろからの信号と、横からの信号のどちらが強いのかを比べることができる。うしろからの信号が強ければオンになり、横からの信号が強ければオフになるしくみだ。オンのときは距離15ブロック分の強さの信号を出すが、入力している信号の両方とも同じ強さのときは、距離13ブロック分の信号を出す。
レッドストーンコンパレーターの「減算モード」とは
レッドストーンコンパレーターを設置したあと、右クリックすると減算モードになる。減算モードのときは、コンパレーターの先端が赤く光る。減算モードでは、コンパレーターの後ろの信号の強さを、横からの信号の強さで打ち消す。たとえば、後ろから15の強さの信号を入力し、横から13の強さの信号を入力すると、前方向へ2の強さの信号を出す。
レッドストーンのたいまつの使いかた
レッドストーンのたいまつは、一見たいまつのような見た目の入力装置だ。周囲を照らすには少し明るさが足りないけれど、レッドストーン回路に組み込むことで、不思議な能力を発揮するようになっている。
流れている信号を反転させるレッドストーンのたいまつの機能
レッドストーンのたいまつは、信号を受けていないときに、となりのブロックに信号を発信する機能がある。信号を受けると、レッドストーンのたいまつは停止する。
ポイントは取り付けたブロック
レッドストーンのたいまつは「取り付けたブロック(付け根のブロック)に信号が伝わっているかいないか」がポイントになる。付け根のブロックに信号が流れていないときは、レッドストーンのたいまつ自体が信号を発信する。
レッドストーンのたいまつの信号の伝わり方
レッドストーンのたいまつは、付け根のブロックに信号が届いていないとき、付け根のブロック以外の上下左右のブロックに対して信号を発信する。
2つの図を比較すると、レッドストーンのたいまつが付け根のブロックには信号を伝えることができないことと、上と左右に信号を伝えていることがわかる。
付け根のブロックに信号が伝わらない
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