【ファミコン】知られざる名作『ギミック!』を実機でプレイ【超レア】

サン電子、みなさんご存知ですか?

セガのファンタジーゾーンなどの名作アーケードゲームを、ファミコンに移植していた、ゲームメーカーです。

かつては、IBMのAT互換機なども開発していたりなんかして、その技術力の高さがうかがえます。

今回紹介するギミック!はそんなサン電子の技術の結晶、と言っても過言ではない作品に仕上がっています。

ただ、発売されたのが1992年。当時は、ストリートファイター2やマリオカート、ドラクエ5が発売されるなど、スーパーファミコンが注目されまくっていましたから、ファミコンのゲームはほとんど見向きもされていませんでした。発売と同時にワゴンセール行き、というゲームもたくさんありました。そんな不遇の時代に発売された『ギミック!』ですが、今はものすごく価格が上がっています。

自分は箱と説明書がないものを買ったんですが、それでも1万5000円くらいだったのかな。

今はAmazon.co.jpで3万9000円ほどの値が付いています。箱説明書付きなら、9万5000円と、驚くほどの価格になってますねぇ。

どうして値段が上がったのか

一説によると、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズを手がけているゲームクリエイター桜井まさひろさんが、当時星のカービィを作っていたそうなのですが、このギミックを見て「完全に負けた」とおっしゃったそうなんです。

あとからその話が広まり徐々に注目されて価格が跳ね上がっているのではないかと。

ゲームの内容と難易度

ゲームは、いわゆる横スクロールタイプのジャンプアクションです。特徴的なのが、攻撃方法。Bボタンを貯めると頭のうえに星が現れ、ボタンを放すと発射。

基本斜め下にしか攻撃できず、放ったあとはバウンドしていきます。画面上に弾(星)が1つ表示されている間は次の弾を打つことが出来ません。

連射ができないので、ボス戦などでは一発ずつ確実に当てるという正確な操作を要求されます。マップの複雑さと相まって、ゲームの難易度を相当上げています。

ゲーム開始時の残機数が多く、コンティニューも無制限なので、いわゆる「死にゲー」であることを開発側も想定していたのではないでしょうか。

ステージは全部で7つ。ただし、7つ目のステージに行けるのは、ノーコンティニューでそれまでのステージをクリアしている場合だけです。

プレイの感想としては、たしかにゲームは難しいのですが、操作性が高く、レスポンスもいいので死んでも繰り返しチャレンジしたくなるような感覚があります。

素晴らしいサウンド

サウンドが素晴らしく、ファミコンの最高水準と言っても過言ではありません。

サウンドについては、カセット内部に「サンソフト 5B(ファイブビー)」という拡張音源が搭載されています。この拡張音源の正体は、MSXなんかでよく使われている「AY3-8910」というチップで、パルス波を3音ならすことができます。もともとファミコン本体には、パルス波2音と三角波1音、ノイズ、PCMをならすことが出来ますので、これを同時に演奏させて奥行きのあるサウンドを生み出しているんですね。

音を聴いてみたいという方は、『Rom Cassette Disc In SUNSOFT』というゲーム・ミュージックCDに収録されているようです。

ちなみに、サンソフト5Bは、同社の発売するカセットの中ではギミック! のみに使われていて、価格を押し上げる一因となっているのではないでしょうか。

ところで、サン電子。最近ではほとんど聞かないのですが、じつはね、最近PSVR用の『BEATS FEVER VRリズムステージ』や、Steam向けに上海Refreshなどのゲームをリリースしてます。

以上、ギミックの紹介でした。

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